【その他雑感(5)-ドラゴンズ落合監督がとうとう怒ったようだ】2011/07/03 23:36

交流戦もようやく終了し、リーグ戦に戻ったが、ドラゴンズは絶不調。打線は全く繋がらず、送りバンドも出来ない。相手チームが点をくれようとしているのに、3塁ランナーは還せない。その気が無いと思っていたら、とうとう落合監督が爆発したように思う。金曜・土曜のダメドラとダメ巨人の戦いは両チームともひどい試合振りだったと思っていたら、日曜日の試合でダメ外人のグスマンを外すだけではなく、荒木・井端の看板まで外して若手に切り替え、期待の若手伊藤準規の先発を盛り上げて快勝した。初回の和田のホームランを含めて、選手が締まって溌剌としていた。

 それにしても落合監督はグスマンをまだ期待しているのか? 昨年のダメ外人セサルも最後まで期待していたが、結局外れのまま解雇された。グスマンは何とかなるのだろうか? ボールを迎えに行き前のめり気味になることが多く、バットを強く触れる打席は極めて少ない。アメリカ野球のストライク・ゾーンではインコーナーがやや甘めだが、日本ではインコーナーに厳しい。徹底的にインコーナーを攻められ、外角のボール球を追っかけて見事なから振りばかり。最近は、体重が残ってすっきり立っていることがたまにあったのに、土曜日の試合ではひどかった。全打席3塁にランナーがいたのに、平凡な内野ゴロ3つと三振で1点も入らず。 外野フライ1本でも打っていれば試合に勝っていたのではと思う。まだ26歳と若いので実践で育てれば物になると考えているのではと思うが、我慢もオールスターまでだろう。

 これから本格的なペナント・レースになるが、ヤクルトが順調に走っている。交流戦前半で少しつまずいたが、投手陣も揃い、故障者も少ない。今後、クローサーのイム・チャンヨンに不安が残りそうだが、強さは継続しそう。タイガースは城島の故障が痛いが、打線は戻ってきた。投手陣がやや不安だが、そこそこの試合をしていきそう。ジャイアンツはあれだけ選手を揃えているのに何故弱いのか不思議でしょうがない。選手は揃っているのに、ロッテのサブローを獲得して土曜日から先発させている。現在の選手が信頼できないと宣言したように思える。最近の試合でのショート坂本のスローイングを見ていると実に雑に感ずる。選手との信頼感が戻らなければ、後半も駄目のままで、カープ、ベイスターズとBクラス争いに終わるかも知れない。

 さて、ドラゴンズはどうか? 今日7/3(日)の監督の爆発で選手が再度原点に戻って真剣に取り組むことが出来れば良いのだが。ここ数試合でのバント失敗の多さは目に余る。絶対に送るという必至さが伝わってこなかった。内野手の1塁へのスローイングも華麗ではあるが、気力に欠けているように感じで、ぎりぎりでアウトという送球が多かった。谷繁の足、ブランコの手、高橋(章)の肩の回復がいつになるのか?オールスター明けまでに戻れば、後半はヤクルト追撃も十分可能になる。先ずは今日のショック療法で必死さが戻ることを期待して応援しよう。