【その他雑感(6)-セ・リーグ急変、ドラゴンズもスワローズに急接近】2011/09/02 18:04

 8月後半からセ・リーグの優勝争いが急変している。スワローズの勢いが予想以上に落ち、7月終わりにはダメ巨人と思っていたジャイアンツがぐっと好調になってきた。つられてダメドラが依然として点が取れないにも拘わらず、投手陣の頑張りでいつのまにかスワローズと9/1時点で3ゲーム差。ベイスターズを除いた5チームの優勝争いになってきた。震災の対応で、今年は9月でもペナントレースの真っ最中で、10月まで楽しめる。

 それにしても、ドラゴンズの得点能力は大きな課題。8月の24試合で得点53、1試合平均2.2点。投手陣の頑張りで41失点、1試合平均1.7点に抑えているのでなんとか13勝8敗3分と勝ち越すことができた。シーズン・トータルでは、得点の1試合平均2.8点、失点の1試合平均2.9点に比べて顕著な傾向である。

 打率が最下位であることは言うまでも無いが、犠牲バンドが下手くそと思う。インターネット等に記録は見受けられないが、スワローズと比べると成功率はかなり低いように思える。更に、ノーアウト/1アウトで3塁にランナーがいるのに点が取れないことが多すぎるように思う。打率は低くても、犠牲フライかボテボテの内野ゴロなら打てるのでは?! 各チームの打撃不振は統一球の影響と言われているが、ドラゴンズの落ち込み方は一番激しいのでは? 和田を含め、各選手はバットを強く振ることを意識しているように思えるが、芯を外れたポップ・フライが多い。内野ゴロでも不利遅れ気味の当たりそこないでエラーを誘うようなボテボテは少ない。強く振るのは良いが、大振りになることが多いのでは?

 最近になり、谷繁が戻り打撃も好調、ブランコもようやく戻ってきた。ここ2試合、絶不調の和田がようやく芯に当るようになってきた。この週末は台風の影響で試合は流れる可能性が大、台風一過後の打撃陣の奮起を期待したい。まだ41試合も残っており、充分優勝のチャンスがある。先ずはネルソンを勝たせること。これから8~9回登板可能。5勝以上できたら、ドラゴンズが強いぞ。