【その他雑感(7)-ドラゴンズ セリーグ優勝 2連覇達成 !!】2011/10/19 17:48

ドラゴンズは10月18日のベイスターズ戦で引分けてセ・リーグ2連覇を達成した。9月1日に、スワローズと3ゲーム差でベイスターズを除いた5球団の優勝争いであったが、ドラゴンズは9月を15勝6敗2分、10月を10勝4敗2分、合計25勝10敗5分と絶好調で+15勝。スワローズ、ジャイアンツの+5勝を大幅に凌ぎ順調に優勝の達成となった。

9月以降は投手陣の頑張りに加えて、打撃陣も大きく改善した。8月までの1試合2.8得点に比べて、9月以降は1試合3.25得点で、谷繁とブランコの復活が大きかった。特に、ブランコの活躍はドラゴンズ・ファンの期待以上で、アウトコーナーへのボールになる落ちる球を振らないし、インコーナーのストレートを以前より上手くこなしていた。この状態を保てれば、来年は凄い4番になりそう。前半戦の課題であった犠牲バンドも井端の復調で他チームと遜色ない結果と推測する。

落合監督の退団が決定し、優勝監督の初の更迭と言われ、物議を呼んでいる。間違いなく落合監督の貢献は多大なものである。戦績も見事であるが、それ以上に各選手の自主性を重視し、コーチングの考え方を活用して選手自身がどうあれば良いかを自分たちで考えて行動出来る集団を作り上げた。球団としては観客動員数を考慮し、無愛想な落合監督に見切りをつけたのであろう。高木新監督がコーチング手法を活用するとは思えないが、自主性の高いベテラン選手と有望な若手選手を上手く活用できれば、今年同様に優勝争いに加わってくれると期待している。

さて、これからはクライマックス・シリーズ。先ずは神宮でスワローズとジャイアンツの戦い。ジャイアンツが好調さを維持できれば有利かも知れないが、打撃は水物であり、スワローズの投手陣の疲れが回復すれば有利なように感ずる。どちらが勝ち残っても厳しい戦いになりそうだが、超内弁慶のドラゴンズとしては名古屋ドームで戦えること、1勝のアドバンテージがあること、ジャイアンツ・スワローズの主力投手の2人が最初の2試合には多分先発できないというハンデ戦を勝ち残れると期待している。

まだまだ楽しめる。日本シリーズまで勝ち残れば11月20日まで楽しめる。最後まで頑張れ!




【出掛けたダイビング・ポイント(9) - メキシコ ラパスでのダイビング (1)】2011/10/28 08:24

9月後半にメキシコのラパスでダイビング・クルーズに乗船してきたが、帰国後少しバタバタしたためブログへの更新が遅くなってしまった。

今回のラパスでのダイビングは、一度初心者の頃に計画したが、初心者では楽しめないと言われて見送ったことがあり、17年来待望の旅行である。色々楽しみたいのでクルーズ・ボートを選択し、4日間のダイビング三昧を堪能した。 特筆ものは、アシカとSpottail Gruntの大群。 やや残念だったのはクルーズ・ボートでしか行けないポイントである一番北のラス・アニマス、ハンマー狙いのエルバホでは、水温が高く、流れも無く、魚影が薄く、結局大物や大きな群れには会えずだったこと。

サプライズは、到着した空港からはるばる3時間掛かってようやくラパスに到着したら、乗船予定のナルバル号が今晩は出港せず1日遅れとのこと。その晩はホテルに滞在し、初日のダイビングはデイトリップへの参加と言われた。話が違うので、日本の旅行会社にも電話し、全体のスケジュールが狂わない対応を求めた。その結果、途中でナルバル号が我々をピックアップし、全体のスケジュールには変更なしとの対応で一安心。結局3本のダイビング後、ナルバル号に乗船し、夕方にアシカ・ポイントのロス・イスロテス島に到着。乗船してみたら、ゲストは我々日本から参加した3名のみ。定員18名の船に3人、全員個室で贅沢なツアーとなった。

さて、特筆ものの1つは、ロス・イスロテスのアシカ。3回のダイビングで延べ1時間程アシカと遊んだ。岩場に大きなコロニーがある。親は岩場の上で漁の後はのんびり昼寝、子供が岩場の下で遊んでおり、我々とも付き合ってくれる。一番下にある穴が絶好の場所だが、ゲストが3名なので独占状態でたっぷり遊ぶことが出来た。

                            遊んだ後のお見送り?

SkyDriveにあるアシカの動画

https://skydrive.live.com/?cid=b759b713f36e7387&id=B759B713F36E7387%21103

 

次は、スワニーなるポイントでのイサキ系のSpottail Gruntの大群。数十Mに渡って魚群がびっしり。全体が動くと山が動くように感ずる。時々、鵜が飛び込んでくると急激に形が変わり、変化を見ているだけで感動する。鵜も何万匹もいるので簡単に捕まえるのかと思っていたが、魚群の予知が早く以外にもカラフリが多かった。魚を抱えて上がっていったのを見たのは1回だけで、食事するのも大変なようだった。



【出掛けたダイビング・ポイント(9) - メキシコ ラパス ダイビングの前後 (2)】2011/10/28 08:39

退職後初のUS出張。もう無いと思っていたので、楽しむことにして、出張経費をややオーバーするがPremium  Economyを奮発。前の席、隣の席との間に余裕があり、実に快適。奮発した効果あり。

USの飛行機利用は相変わらず厳しく、旅行の楽しみが半減する。ロスでの入国審査は1時間待ちと凄く時間が掛かった(しかし、メキシコからの帰りの時は行列は無くスムーズに入国、混雑は時間帯によるようだ)。乗り継ぎ便の乗客は優先レーンを作って対応しているが、あちこちで列の移動指示があり、どの列が時間的に速いのか予想もつかない。国内線でもセキュリティ・チェックが厳しく、時間的に余裕が必要だ。靴を脱ぎ、ベルトを外し、ポケットからコイン等の金属を全部出し、係員の厳しい指示に犯罪人の列のように思えてしまう。いつまでこんな状態が続くのだろうか?アルカイダが一掃されるまでは無理か?

シアトルからロスに戻る便は夕方にしたので、それまでシアトルで滞在したIssaquaの街をウォーキング。シアトル全体が森と湖の都市といわれているが、Issaquaも典型的な街で、湖と市街を3時間程散歩。USの都市には珍しくサイクリング・ロードが完備されており、歩くのも車を気にせず、キョロキョロしながらでも安全で、気候も良く気分が良かった。少し早めに空港に着いたので、便を早めることにしたら、変更料を$20取られた。運賃を安くしたためか、何か頼むと直ぐ金をとられる。

ラパスへの便はアラスカ航空。チェックイン時にダイビング用のバッグを預けようとしたら、有料で荷物1つにつき$20とのこと。かつ20Kgオーバーなので$50。2つに分けて見たら、荷物1つにつき$20x2$40ときた。国内線では乗客が大きめのキャリー・バッグを手荷物としていた理由が解った。登場前に手荷物を入れるスペースが少ないので、荷物を預けても良い乗客を募っており、かなりの人間が預けていた。こちらは無料のようだ。なにか変。でもほとんどの乗客は機械からのチェックインで、いわゆるチェックイン・カウンターは無く、小さなスペースに係りが一人だけ。かなりの人件費削減につながっているようだ。

帰りはツアー参加者の2人に便乗して一緒にチェックインしたが、大韓航空からの乗り継ぎは免除されるらしく、こちらも荷物料金は取られなかった。

USのホテルは相変わらず安い。ロスではインターネットでヒルトンを予約した。空港地区のホテルのせいか、約8500円とお得料金。ホテルとしては部屋も広く、それなりの設備だが、水周りのメインテナンス等安く運営されている。大きな荷物を預けたときは一日$5取られたが、小さなカバンの時は無料だった。シアトルでは研修場所に近いホリデイ・インを選択、広いダブルベッドの部屋が割引料金で$102(約¥8000)。周りの景色も良く、快適な3日間の滞在だった。

                   宿泊した部屋(ホテルのHPから)

ホテルと言えば、ラパスから空港へ向かう途中にバハ・カルフォルニアの西海岸にあるトドス・サントスでホテル・カルフォルニアに立ち寄った。イーグルスのヒット曲はこのホテルをイメージしたという説がある。フロントと土産コーナーを見学し、トイレを借りてきたが、いかにもメキシコというイメージでなかなかの雰囲気だった。

 

仕事とダイビングで丁度2週間、なかなか興味深く有意義で気持ちの良い期間だった。