出掛けたダイビング・ポイント(16) - モルディブ南下編 ガーフ/アッドゥ環礁 2013年2013/04/09 10:08

3/23-31の間、モルディブ 赤道超えのカオリータのクルーズに参加した。4ヶ月振りで、今年初のダイビングだった。大物狙いの当コースに3年連続で参加した。

が、乾季なのに天気が悪い。晴れたのは1日だけで、曇と雨の連続だった。当然水の中は暗い。おまけに流れが緩やか。群れも小さい。お目当てのサメも少ない。 写真を撮っても、暗い、遠い、小さいで、こっちの腕では良い写真は無し。せいぜい、ヨスジフエダイ、ヒメフエダイ程度で、寂しい限り。

ヨスジフエダイ

 

ヒメフエダイ

チョウチョウウオ・フリークとして、ザンジバル・バタフライフィッシュを確認できたことはポイント1点。名前からアフリカでしか見られないと思っていたら、モルディブ最南端のアッドゥ環礁にいた。

ザンジバル・バタフライ

結局、今回のハイライトはオオギチョウチョウウオの群れ。

オオギチョウチョウウオの群れ

他の海では数匹単位でしか見られないのに、アッドゥ環礁では100匹以上が珊瑚を巡って凄い勢いで捕食。3年目だが、何回見ても楽しい。写真よりは迫力があるので、動画を。 http://youtu.be/jThICLbRIxU

今回のトピックスは2つ。

     若い海鳥がクルーズ・ボートに住みついた

クルーズの途中に弱っているように見える若い海鳥がやってきた。エサを貰い、徐々に回復し、数日後には船の周りを飛ぶようになったが、居心地が良いのか常に船に帰ってくる。鳥の群れと飛び回っていても帰ってくる。安全だし、エサには不自由しないし、離れる気は無さそうだった。ダイビング・フェアでカオリータに聞いたら、赤道からマーレまでずっと着いてきたとのこと。そのまま住みつくのかも。

     アフターダイブは京都グループが元気だった

今回は珍しく11人とこじんまりとしたゲスト群で比較的静かだったが、その中で京都からのショップ・ツアーの女性3人+リーダーの結束力抜群のグループが元気で、アフターダイブでも早々に飲み会を始めていた。リーダーと話してみて、理由が解ったと同時にダイバー育成の方針に感心した。ダイバーのための講習を実施しているショップは多数あるが、ショップ名:Blue Peterでは各講習生とどんなダイバーになりたいかを相談し、その後の実施計画を作成し、必要なスキル・経験を確保するためのツアーに参加してスキル・アップする。リーダーは各人の実施計画から必要なツアーを準備し、対象者を募りガイドする。今回の3名もそんな計画に基づいて参加したメンバーとのこと。こちらの最初の10年では、あちこちで夏だけのダイビングで毎年ビギナーだったことを考えると実に頼りがいのあるショップと思った。京都近辺のかたにはお勧めだ。 http://www.blue-peter.jp/

 

今回は、70代初のツアーだった。年初70才になって、目標を80才までに2000本到達にした。現在1275本、今までのように年間5回ほど出掛けることが出来れば達成可能だが、気力・体力との勝負になる。70代の10年を楽しみたい。