【その他雑感(16):アイスランド旅行】2017/11/15 19:02

10/23-10/31にずっと行きたかったアイスランドへ旅行した。アイスランドは、氷と炎の国と言われ、火山と氷河と地球の裂け目が見どころ。女房殿を誘ったがワイルドらしいので付き合えないとのことで一人で出掛けた。結果として、天候に恵まれすごく楽しい旅行だった。6泊8日で、初めてのアイスランドで、車の運転も出来ないので、Day Tour を選別して1,2,4,6日目に下図の場所へ。3,5日はレイキャビク市内を散歩した。

マップ

日程

(一番行きたかった中部の火山跡(青〇)は夏しか行けないため、次回に持ち越し。)

  1. 1.ゴールデン・サークル: グトルフォス(滝)、ゲイシール(間欠泉)、シンクヴェトリル(地球の割れ目)等の定番ツアー

      1. 1)大半の観光客が選択する定番のバス・ツァー。アイスランドでは多くの滝を見ることができるが、ゲトルフォスが一番の迫力だった。

ガトルフォス
ゲイシール
      1. 2) ゲイシールは5~10分で吹き上げるので写真は撮りやすい。

      2. 3) シングヴェトリル国立公園は北アメリカ・プレートとヨーロッパ・プレートによる地球の割れ目(ギャウ)の間をウォーキング。

ギャウ
  1. 2. 南部のスコガフォス(滝)とヴァトナ氷河国立公園、氷河湖でボート・クルーズ(片道約350kmの長距離)

  1. 1) スコガフォス(滝):高さのある滝だが、水量が凄い。

スコガフォス
  1. の後、山側と海側の間をずっと走ったが、座席の選択が大間違い。何も考えずに右側に座ったが、景色の良いのはほぼ全て山側の左側。帰りは夕方で良い写真は撮れず。常に、乗る前にどちら側が良いか確認する必要がある。

席の間違い
  1. 2) ヴァトナヨークスル氷河:東西140km、南北100kmの山全体が氷河であり、ヨーロッパ最大級。各所で山を下っており、バスから眺めることが出来る。そのような1ヶ所で、休憩、ランチ。

  1. 3) ヨークルスアゥルロゥン氷河湖ボート:ボート・ツァーは9月末までと知らされていたが、天候も良く、風も無かったため運行しているとの情報があったとのことで、急遽窓口に並んで切符を購入。

ツァー用ボート
氷河湖
  1. 約1時間の氷河湖クルーズ。

1.5km程先で氷河から崩れた氷塊があちこちに漂っている。
小さな氷山
大きいのは氷山まがいで今まで見たことのない景色で、あっという間に時間が過ぎる。その後で氷河湖から流れる河が海に流れ込む場所に移動。海岸に氷の塊がアチコチに散見している。これも不思議な光景。
海岸の氷塊
  1. 4) オーロラ・ポイント:帰路の途中でオーロラが見えるとの情報で予定外にオーロラ・ポイントの1つに立ち寄った。雲がほとんど無く、オーロラの強さもかなり高く、良く観察できた。GoPro用の三脚しか無かったが、結構綺麗に撮れた。予想外の行動が多く、朝7時に出発し、ホテル到着は23時過ぎ。

  1. 3. レイキャビク市内を散歩:宿泊したホテルで滞在中の無料バス・カードを提供してくれるが、Central Reykjavicはブラブラ歩いて散策するのに丁度良い。先ず、丘の上にあるハットルグリムス教会を見学し、そこから街を巡ってWalking。高い教会の塔が目印になり、どこにいるか解りやすい。

ハットルグリムス教会
チョルトニン湖
  1. チョルトニン湖や港にも簡単に歩ける。疲れたら、本屋や土産物屋に併設している”Te & Kaffi”なるCoffee Shopで気楽に休憩できる。 何件かあるので、見掛けたら場所を覚えておくと良い。コーヒー一杯が\500

  2. 4. アクレイリ(国内線で)からツアー:ミーヴァトン湖周辺の溶岩台地、地熱地帯、滝、露天温泉

    1. 1) 北部のアクレイリまで朝一の国内線を利用し、接続するバス・ツアーでミーヴァトン湖近辺の火山跡地域へ。国内線が50分遅れ、バスとの接続を心配していたら、アクレイリ空港でミニ・バスが待機。ゲストは一人だけ。一日ガイドと二人だけかと思ったが、英語は堪能ではないと宣言したらゆっくり話してくれ、解り易くていいなと思っていたが、しばらくしてガイドに電話で二人追加の連絡。戻って二人を吸収。シカゴからのカップルということで、ガイドも快調に説明を開始。地形や歴史の説明はほとんど理解できないが景色を眺めることだけでも十分に楽しめた。いつも帰ったらもっと英語を勉強しようと思うが年を取ってからはなかなか上達しない。

    2. 2) コーザフォスを経由してミーヴァトン湖へ。湖の周囲には、火山の跡をあちこちで見ることが出来た

ゴーザフォス

小さな火口跡

クヴェリル 

毛深い羊

  1. 雨模様でウォーキングは少な目ではあったが、小さな火口が沢山ある区域、溶岩が積もって岩場のようになっている区域(軽井沢の鬼押し出しのスケールのデカいもの)、そこら中で蒸気が噴出している地域、小さな湖が温泉になっているネイチャー・バスと見所が沢山。

  1. 3) ネイチャー・バスは、レイキャビクの近くに有名なブルー・ラグーンがあるが、その小型版。やや温めの場所が多く、満足できる暑さの場所は少なく、そこでも人の動きで温くなるので、日本の温泉のようにはいかない。結局、スティーム・バスの部屋でずっと暖まっていた。

  2. 4) 帰りは、アクレイリ市に戻り、夕食を取り、夜の便でレイキャビクへ。ホテルに10時過ぎに帰着。

  1. 5. レイキャビク市内を散歩: 3ヶ目とやや違う場所を土産を探しながらウォーキング。ウールの良いものが沢山あるが、年寄には高すぎて手がでない。

  2. 6. スナイフェルスネース半島-氷河跡(U字谷、フィヨルド)、溶岩跡、黒の海岸

    1. 西南部の半島へ。

    2. 1) 半島全体が氷河と火山で出来上がっているようで、山側は氷河のU字谷、海岸は溶岩が固まってできている。面白かったのは、バスで中規模の火口に入ったこと。入口を除いて360度火口壁。バス・ツアーも4日目になると見慣れてくるので、感激は少し薄れてくる。初日、2日目が青空に比べて、この日はどんよりと曇り、風も強かったせいもあると思うが。

    3. 2) 半島の北側にでたら、もの凄い風で大型バスでさえ揺れる。無理との判断で、山側をショートカットして帰路へ。

       

      【トピックス1】費用-7泊8日 合計約42万円 

  • 飛行機代:SAS コペンハーゲン経由 :\116,400  (調べた中では一番安かった。席の事前予約\4,200/片道は初めて。乗ってみたら満席に近かったので、納得。)

  • ホテル代:Iceland Air Hotel Natura : 7泊(King’s Bed/Shower,朝食付き)、秋のキャンペーン価格で\147,900。観光客の急増(昨年比 30%増らしい)で予約はなかなか取りにくかった。

宿泊ホテル
  • Day Tour 料金: \110,000 4日間+オーロラ・ツアー+空港送迎バス): 

  • 食事/コーヒー代: 昼/夕食x6日: 約\40,000。 食事は凄く高い。日本の倍はしていた。ケチって、郷豪華な食事はとらず。ガイドブックによるとDay Tour で行く場所では昼食は取りにくいとあったが、必ず昼食コーナーのある休憩所によるので心配はないが、パン付スープとコーヒーで\2000はする。

    結果として、各ツアー会社の8日間ツアーと同程度。一人で行きたいところに行けたことを考えればまあまあと思う。レンタカーを自分で運転出来れば、もっと安く出来たとは思うが運転免許は持っていない。

    【トピックス2】オーロラ

    10月頃から観察できるとのことで、初日にオーロラ・ツァーに参加したが、雲が多く隙間に少し見えた程度で終了。でもオーロラの中に北斗七星。

  • 良く見えなかったため、ツアー会社からRe-Book可との対応があり、4日目に再参加。良く晴れていたが、オーロラが弱く空の低い部分への出現で上を向いて見ることは無かった。

ミラーレスでのオーロラ
  • 2日目のヴァトナ氷河ツアーの帰りに気象条件が良いことから、わざわざオーロラ観測ポイントに立ち寄ってくれたが、この時は綺麗に観測できた。期待はしていなかったため、ちゃんとした三脚を持参せずで、GoPro用の小さな三脚で挑戦。

GoProでオーロラ
  • GoProは入手したばかりであったのに、結構良い写真が撮れる。ナイトラプス機能でカメラの向きだけセットし、そのまま放置。自動的に撮影(シャッター・スピード20Sec60Sec間隔)してくれる。広角で撮影できるので、狙って撮る必要が無く、シロート向き。

     今回も肉眼では白く見えるだけで、カメラのシャッター・スピードをかなり遅くして初めてグリーンになる。オーロラが凄く強いと肉眼でもグリーン/レッドに見えるらしいが、チャンスは少ないとのこと。

     

    【アイスランドのついでの話 1】 悪いことは続く

     10月上~中旬に連続して予想してなかったトラブルに遭遇。

  1. 1) PCのディスク(SSD)が突然読めなくなった。一番大事なファイルを保管していたが、Back Upを取っていなかった。古いBack Upも整理時に消去していた。Directoryが破損したと想定して、リカバリーサービス企業に電話。程度によって、5万円から50万円掛かる。検査して見積もりするとのことで、持参して依頼。最初の見積もりは32万円、次は24万円、高いので送り返してと頼んだら上司と相談して8万円に。バックアップ無しの弱みで復元を依頼。結果は100%復元だが、SSDそのものは修復できず。復元+新HDDで9万円の散財。バックアップはこまめに取ろう。

  2. 2) 数日後、蓄積している映画ビデオの記録データを間違って消去。このファイルもバックアップ無し。1000本以上の記録で、印刷しているリストから再入力が必要。まだ入力完了していないが、毎回バックアップにコピー。

  3. 3) 自分の最後の歯の親不知が欠けたため、歯医者へ。最後の自分の歯だけど、治療しても効果は無いので抜きましょうと言われ、あっさり抜歯。とうとう自分の歯がゼロに。少々寂しいが、実害もないのでやむを得ない。

  4. 4) 中旬にプリンターが音を上げた。「故障です。修理センターに回復を依頼して下さい。」のメッセージで、黙ってしまった。4年間こき使ったので寿命と判断して、新規購入を決定。

  5. 5) 最後は、アイスランドへの出発日(10/23)に台風直撃の予報。10/21に成田近辺のホテルを探したが、全て満員。範囲を拡げて検索したら、匝瑳(そうさ)市にある空港送迎可の民宿を見つけ早速予約。何と読むかクイズに出てくる市で、千葉にあることは知っていたが場所は知らない。10/22に八日市場から送迎を依頼して宿の「ふくろう邸」へ。夫婦二人で運営するこじんまりした民宿だが、部屋もきれいで、素晴らしい対応をして貰った。10/23朝、台風の最中空港まで送って貰った。いつもは20分のところを30分で到着。飛行機も時間通りで、問題無くアイスランドに出発出来た。お蔭で悪いことの連続はストップ。アイスランドで良いことを楽しむことが出来た。「ふくろう邸」に感謝。

     

    【アイスランドのついでの話 2】 TVシリーズ Game of Thrones 原作 「氷と炎の歌」

     TVシリーズ「Game of Thrones」は、2013年のシリーズ1から始まり、2017年のシリーズ7まで続いている大作で、アイスランドでも撮影していることで評判になっている。シリーズ1から蓄積していたが、アイスランド行きを機に見ることにした。各シリーズが10話(1時間)、シリーズ7が7話で構成されているので、全部見るのに77時間。原作(1~5巻まで発売されており、全部で11冊)も図書館で借りて11冊を読破。イギリスの七大国等をモチーフにしたと言われている王座を争う歴史小説であり、凄く面白い(暴力とエロチシズムがふんだんのためR12)。あまりにも大作で、原作は5巻までしか発表されていないのに、TVシリーズはシリーズ7まで放送され、来年予定のシリーズ8で完了と発表されている。TVシリーズのストーリーも原作者と打ち合わせて作成されているが、TVシリーズが原作を飛び越えている。原作者は6巻、7巻の発表を約束しているが、まだ発表されていない。両方とも待ち遠しい。

     





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