【出掛けたダイビング・ポイント(37) - パプア・ニューギニア アロタウ Tawali Resort】2017/12/26 15:02

 12/9-16の間パプア・ニューギニア(PNG) アロタウ Tawali Resortに行ってきた。アロタウはPNGの東端、Tawali Resortは更に東の半島の先になる。空港から車で2時間弱、そこからボートで20分と極めて不便な場所にある。2回目の滞在になる。いつも世話になっているガイドの野崎さんがLissenung IslandからTawali Resortに移動したことで、追っかけでのTawali 滞在である。クリスマス前でもあり、ゲストは少な目、ダイビングは日本人60~70代の男3人。色気はない。結果、ダイビングに集中。潜り方もみんな我儘で、かなり勝手に潜っていた。半島の先のOuter Reefに行けば色々群れが見られるが風が強く今回は1日だけ。半島で風が遮られるInner Reefに集中。時々モブラの群れやロウニンアジを見ることが出来るが、マクロ系が主になった。

Diving Point

 最大のトピックスは、Hairy Ghost Pipefish。2~3cmで穴の中を細目に移動しているので、写真を撮るのは大変。嫌がって時々穴の外に出るのを待って狙う。2匹を確認。見事なHairyになっていた。

Hairy Ghost Pipefish 1

 

Hairy Ghost Pipefish 2

初めて見たウミウシも数種類。勝手に白いモヤモヤと茶色のモヤモヤと呼んでいたが、キエルケ・エレガンス、どこが頭でどこが尻尾か良く解らない。

白いモヤモヤ

茶色いモヤモヤ

この手の変わったものはいつも上がって写真を見て初めて何かを教えて貰い、もっとじっくり撮れば良かったと反省する。白いモヤモヤは2回目も見つけたが、茶色のモヤモヤは見つからず。図鑑を見ると和名のウロコウミウシ系のウロコを見ていたと理解。別の種類のキエルケ・ニグラ(Cyerce nigra)だと良く解る。

Cyerce nigra

 真っ白のウミウシ(Chelidonura electra)もすごく奇麗だった。

ウミウシ 白

このヒラムシは正にサシの入った美味そうな牛肉。何故こんな色になるのか?

ヒラムシ1

ヒラムシ 2

 エビ・カニも色々。英語名がそれぞれTiger Shrimp, Emperor Shrimp, Harlequin Shrimpでカッコイイ名前。Harlequin Shrimpは和名もフリソデエビでなかなか良い。

Tiger Shrimp

 

Emperor Shrimp

Harlequin Shrimp

楽しかったのは、Decorated Crab。色々なものをしょっているのを見るが、この2匹は凄く芸術的。センスがいい。

Decorated Crab 1

 

decorated Crab 2

ホヤも楽しいのがあったが、

ホヤ 1

ホヤ 2

この海藻はバンガサか?

バンガサ

こんなものを探すのも面白い。その他、ハナビラクマノミの屋上遊園地や

ハナビラクマノミ 

岩には挟まっているようなカエルアンコウ、

カエルアンコウ

アクビ中のボロカサゴ。

ボロカサゴ

 今回はマクロ系を楽しんだが、Outer Reefのワイド系は次回に期待。

 

 今年はこれで4回、70本で終了。ほぼ目標通り。2018年は最低でも4回、70本は実現したい。