【その他雑感(22)-現在、巣籠り中-原因不明の肺炎のため 】2020/12/19 12:06

9月中旬に肺炎に罹り、6週間入院。ステロイド治療のため、退院後も人との接触回避の指示で来年2月頃まで巣籠りの継続になる。

 9月中旬に、初めての奄美大島で北部+南部のダイビングに出掛けたが、北部でのダイビング3日目終了時にいつもより疲れを感じ、体温も上昇したため4日目を休養し、様子見。が、体温も下がらないため、ダイビングを中止して帰宅。

掛かり付け医に相談し、PCR検査を実施。結果は陰性でホットしたが、熱は下がらないため、再度掛かり付け医に相談。撮ったレントゲン写真を見て、医師の顔色が変わった。肺が真っ白。血中酸素濃度が91%(正常値は99~97%)、90以下だと人工呼吸器の利用も検討するらしい。医師は総合病院と連絡し、即入院出来るよう要請。入院前にPCR検査と抗原検査を実施し、新型コロナは陰性との判断で病室へ。担当の医師は直ちに治療が必要と判断してステロイドと抗生物質の24時間点滴を開始。

  • ステロイドによる器質化肺炎の治療・

    医師の判断は、突発性器質化肺炎の可能性大とのこと。肺の中の小分けされた細胞(肺胞)に異常を感知して免疫機能が攻撃。が、治まらず範囲を広げるうちに暴走気味に無差別攻撃となり、肺全体に炎症が生じた結果と判断。免疫機能の活動を一時的に停止するために、ステロイドの点滴による治療となった。細菌性の可能性も残るので、合わせて抗生物質の点滴も併用。2週間程度で状況も良くなり、細菌性の可能性もなさそうなので、抗生物質の点滴は終了し、2週間でステロイドも服薬に切替えて治療継続。

  • ステロイドによる治療

    ステロイドの投薬は免疫力が抑えられるので外部との接触回避のために部屋から出ることは禁止され隔離状態。ステロイド治療は、急に量を減らすと色々の問題が生ずるとのことで、計画的に少しずつ減らすことになる。最初の点滴は40mg/日、当初は2週間ごとに5mgずつ減量。6週間で20mgになった時点で退院が許可された。

  • 隔離入院中の生活

    入院期間中で出来ることは、テレビを見る、本を読む、パソコンでインターネットを検索する、軽いストレッチをする、鉛筆パズルをすることぐらい。朝昼夕の食事が待ち遠しかったのは当然だが、1日3回の検温・採血も歓迎するイベントだった。今回、最初から入院は長くなるとのことだったので、パソコン、読んでなかった本、いつも旅行に持っていく25x25の数独ページを全部(20枚くらい)持参。入院と同時にレンタルWiFiを注文。部屋は隔離のために最初からトイレや風呂つきの個室が手配されており、室内で簡単なストレッチも出来る余裕があった。でも、本はそれほど長くは読めない、テレビ番組は面白いものが少ない(部屋のTVではBSが見えなかった)ということで、時間つぶしは鉛筆パズルが一番役に立った。隔離された生活では、買い物や本屋巡りが出来ないため、日頃から活用していたアマゾンでの注文も必要で、各種の検索と合わせてインターネットは必須になる。この範囲であれば、注文した5GB/日のWiFiサーバーで充分だが、映画を見るには不十分で、大きいサーバーの選択が必要になる。
     入院中も女房殿にもの凄く世話になった。1日おきくらいに着替えや新聞、届いた本、果物等々を届けて貰った。病院では新型コロナの対応で面会者は病室に入れないので、顔を合わせることも無く、電話でのやりとりだけ。女房もあちこち病気持ちなのだが、大いに世話になった。

  • 自宅での隔離生活

     10月末に、6週間の入院を完了して帰宅。この時点でステロイドの量は20mg/日。現在、6週間経過して、7.5mg/日まで減ったが、まだ人との接触は許されていない。今の計画では、来年2月末でゼロになる予定で、それまでは隔離生活になるが、唯一他人とは接触しないウォーキングは許可されているので、毎日1~1.5時間楽しんで速足で歩いている。以前のウォーキングでは、途中本屋巡りやコーヒー・ブレークを楽しみ、気に入った店で昼食をとりながらの2~3時間であったが、現在はただひたすら歩くのみ。3km四方内なので景色の変化は少ない。楽しみは、幼稚園・保育園の子供を遠目に眺めることくらい。子供たちは元気だ。

  • 体重が落ちた

     入院前の体重は67.7kg、入院後10日後、65.8kg、20日後には最低の63.1kg。徐々に戻したが、退院直後で64.1kg。ジム通いや間食を制限しても66kg台に落とせなかったのに、炎症とステロイド服用で3kg以上の減量。贅肉や脂肪を消化してくれたら有難いのだが、基礎代謝も3%減少なので、筋肉も少し消化したようだ。毎日1時間のウォーキングでは筋肉増強には物足らないので、筋トレをすべきなのだが、さぼり屋としてはジムで刺激を受けないと難しい。本格的な筋トレは来年春からに。現在は65kg台を維持することが目標。

     

     世の中は、新型コロナの感染数増大でこれまで以上の自粛が要請されている。こちらの巣籠は2月末までの予想なので、そのころまでに新型コロナが収まって欲しいのだが。

     今回の突発性器質化肺炎は、原因が解らないとのことで、回復後も再発を気にする必要がありそう。果たしてダイビングが影響したのかどうかの確認が今後の最大のテーマになる。





【その他雑感(23)-巣籠中に最近考えたこと(1):新型コロナ対策は無症状感染者に焦点をあてるべき】2020/12/22 07:57

 最近は、新型コロナ感染者の増加でテレビも新聞も病院での疲弊と自粛要請ばかりが報道されている。しかし、今は無症状感染者への対策を徹底すべきではないかと考える。ところが、政府も分科会も無症状感染者にはほとんど言及していない。夏の初めころに分科会の尾身会長が無症状感染者への対策を説明したことがあったが、その時以降は触れていないように思える。どこからかプレッシャーが掛ったのではとも勘繰りかねない。何らかの方法で無症状感染者を対象に検査数を増やせば、ただでさえ関心度のの高い感染者数のグラフが大幅に上昇することを危惧したのではないかと思える。しかし、今はそれでも無症状感染者を対象にした検査で感染者を確認し、隔離する仕組みが必要と考える。今週韓国では、無症状感染者の把握が極めて重要との判断で、例えばソウル市では、全市民を対象にして、56ヶ所に無料のPCR検査場を設置して誰でも受けられる体制を開始している。日本とは大違いである。

  • 無症状感染者に対する理解

     無症状感染者について確認する。テレビや新聞での有識者の意見から得た理解は次の通りになる。

  1. 無症状感染者は感染後2日目には他の人に感染させ得る。

  2. 無症状は5~10日程で発熱等々の症状が現れる。

  3. その5~10日間は自覚が無いまま従来通りの活動になり、他の人に感染させてしまう可能性がある。

  4. 無症状感染者の約80%は、自己免疫力で回復し、陽性では無くなる。

  5. この80%の人は、全く気付かないまま他の人を感染させていたかもしれないのに、本人は自覚も予想もしていない。

    通常、新型コロナの感染者は、症状ありの人から感染する割合はかなり低く、大半は無症状感染者から感染すると考える方が自然である。電車で咳をした人がいると席を移動する人が多いが、友達や知人が無症状感染者かも知れないと危惧する人は少ないと思われる。新聞・テレビで3蜜回避や外出の自粛を要請されても、友達との会食や集まりには参加する人も多い。症状のある人は参加を遠慮するはずであり、参加者は皆安全と思いがちになる。まさか、本人も自覚していない無症状感染者が一緒に参加しているとは予想していないだろうが、実際にはある程度の割合で無症状感染者が参加していることも考えられる。

     では、現在無症状感染者は何人くらいいるのか? 本来、分科会が主導し、専門家がその数字を推測して発表すべきと思うのだが、そのようなレポートは見たことがない。例えば、東京都の1日の直近の感染者数は平均7~800人だが、80%の無症状感染者は自助回復すると考えれば、少なくとも4~5倍の3000~4000人とも想定できる。厚生省は東京都で今月17~25日の間で3000人の抗体検査を実施中で、来年1月に報告される。対象数が少なすぎるように思うが、陽性率が報告されれば、無症状感染者が自助免疫で回復し抗体を有している人数の推定も可能になると思われる。ソウル市と同様の徹底的検査を実施すれば、東京都の感染者数は急増し、数千人になる可能性があるが、無症状感染者を徹底的に把握して、対応することで迅速な収束が可能になるはずである。

  • 無症状感染者に対するPCR検査

     ソウル市と同様の検査場の設置までは困難と思われるので、日本では、保健所でのPCR検査に加えて、民間のPCR検査、簡易PCR検査、抗原検査を活用すべきと思うのだが、最近の報道では、民間の検査は精度が低いので信用できないとの説明で、奨励しているとはとても思えない。現在のPCR検査体制と民間でのPCR検査等の体制を連動させた仕組みの構築が望まれる。例えば、民間の検査体制で陽性と診断された場合は保健所に連絡され、正規のPCR検査に連携されるようにする。この場合は民間での検査費用も国への請求となる。この仕組みは制度化され、民間検査組織も検査対象者も同意の上での実施にする。仮に制度が低くても、無症状感染者の確認には有効になるはずである。

     

     保健所では、PCR検査のトリアージュを設定し、陽性の場合は、そのガイドに基づき対象者の症状・体温に加えて血中酸素濃度も計測し、年齢・持病の確認の上、重症用病院、一般の陽性感染者用病院およびホテル等の隔離施設への振り分けを判断する。自治体は、無症状感染者の大幅な増加を想定して、隔離のための十分な施設を確保する必要がある。無症状感染者を含めた真の感染者の推定数を基にピーク時に必要となる病床数、確保すべき医師・看護師および支援スタッフ人数の確保および自治体間の支援体制の構築も進める必要がある。

  • 住民に対する自粛要請

     テレビも新聞も年末年始の外出自粛要請を必死に展開している。都知事や西村大臣、尾身会長も会見での呼び掛けを展開している。しかし、精神論的で漠然としたもので、なんとなく他人事に思えてくる。

     上述したような無症状感染者の実情を解説し、「あなたが無症状感染者かも知れません。もし、そうなら会食に参加しますか?」 「お正月に皆が集まったら、ひょっとしたらご自身やお友達が無症状感染者かもしれませんね。どんな対策を取りますか?」等々の問いかけを行い、その上で出来るだけ外出自粛を検討するよう要請し、他人事ではないことを強調すべきと考える

     

    日本でも来年3月頃からワクチン投与が始まりそうだが、オリンピックを無事開催するためには、春先までには無症状感染者を含めた真の感染者数を収束させる見通しが欲しいところである。