【その他雑感(2)-ドラゴンズは日本シリーズ敗退!! 】 ― 2010/11/10 16:09
最後まで楽しませて貰ったが、日本シリーズはロッテに敗退。最後まで粘ったのは評価出来るが、ずっと押されっ放しで、ロッテの勢いに負けるべくして負けた。短期決戦とは言え、ドラゴンズの投手陣が肝心のところで踏ん張れずに打たれていた。特に、ランナー2塁で、折角2アウトまで持ち込んだのに粘れずに打たれたケースが多かった。谷繁のリードもあるが、打たれたのは落ちるボールが多かったように思う。強気で押しとうせなかったのでは。シーズン中はずっと強気で攻めていたように思うが、来期に備えて更なる精神力の強化が必要のようだ。
来期に向けて課題も多い。
l ブランコのバッティング:インコーナーの速球が全く打てない。その結果、アウトコーナーの落ちるクソボールに簡単にから振りの三振が何回あったか。今のスウィングでは、インコーナーの速球にどうしても振り遅れになる。秋季キャンプに参加させて徹底してスウィングの改造に挑戦させるべき。
l ライト、センターの定着:今年は、駄目ガイジンのセサルから始まって、大島、野本、藤井、英智、小池と日替わり。育成が課題だったが、来年に持ち越し。日本シリーズで大活躍の大島に期待だが、一昨年に藤井が活躍し、今年は大丈夫と思ったら伸び悩み。セサルに代わる良いバッターが補強出来れば良いが。FA宣言の内川に手を上げるのか?
l チェンの後釜:来期のチェンは大リーグ挑戦のようだ。その後釜をどうするか。ネルソンが実力をつけてきたので、来期は本物に化けそうな予感。伊藤、岩田の若手が先発陣に定着するか。若手が伸びれば、中田、山井、川井、朝倉の中堅ももっとピリっとなることが期待できるはず。
と、思っていたら、最新のニュースでは、ブランコは9/22に右手を骨折していたとのこと、チェンは大リーグチャレンジをまだ迷っているらしい。
来期も楽しませてくれるか。どちらにしても来期もジャイアンツは最強だろう。今年のブルペン陣の弱さは、ヤクルトの林でもトレードすれば解決しそう。そうなったらヤクルトはジャイアンツの親会社??ヤクルトに苦戦したドラゴンズはどっちが得か。やはり来期も楽しめそう。
【その他雑感(1)-ドラゴンズがセ・リーグを制覇!! 】 ― 2010/10/24 22:07
ドラゴンズがクライマックス・シリーズでジャイアンツに圧勝し、セ・リーグを制覇した。ダイビングとは関係ないが、3年振りの日本シリーズ進出であり、ドラキチとしては是非とも触れておきたい。
23日の最終戦では、山本昌(45歳)と河原(37歳)の長老2人がジャイアンツの強打線を6回まで0封だった。オジン・ピッチャーが頑張るのは見ていても力が入る。年寄り万歳!!
クライマックス・シリーズでタイガースには打ち勝ったジャイアンツが4試合で6得点、ドラゴンズは13点。しかし、ヒット数は両チームとも32本であり、互角の勝負だった。どこが違うかと調べて見ると、四死球が16対6で、投手陣が弱気だったか強気だったかの差が大きかったように思う。
6月までは、今年は無理と思っていたが、7月からチームが変わったみたいに調子が良くなった。6月末では37勝36敗(0.507)、7月以降は42勝26敗(0.618)。特に、7月以降のホーム・ゲームでは27勝6敗(0.818)という信じ難い強さ。何故そうなのか、是非とも落合監督に聞きたいが、ドラキチなりに考えてみる。
l 驚いたことに、6敗のうち、5敗はスワローズ。1敗はタイガース。ジャイアンツ、カープ、ベイスターズには負けていない。特にジャイアンツとは9勝0敗。選手は名古屋ドームが広いことは解っているはずだが、想像するにバッターボックスからは近く見え、力が入っていたのではないかと思う。東京ドームなら入っていたと思われるフライが何本かあったように思う。スワローズ戦は、館山以下の投手に弱い。野手も外人以外はホームランを狙うバッターもいない。コツコツとしつこく攻められた。
l ドラゴンズの勝因は、高橋-浅尾-岩瀬のブルペン・トリオに尽きる。中でも浅尾はMVPだろう。谷繁や和田の貢献も大きいが、先発陣も6回まで持てば後は点を取られないという安心感は強気のピッチングにつながったはずである。
l 点を取られないことを優先した落合采配も徹底していた。外野手は和田を含めて、広い外野をカバーする守備力の高い英智、藤井、野本、大島を起用した。前半戦でセサルに期待した時は上手く回っていなかった。
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