【その他雑感(10)-交流戦終了 今年のドラゴンズはどうなるか?】 ― 2012/06/22 10:08
交流戦が終了した。これから本格的なペナントレースだ。我がドラゴンズは1ゲーム差で首位を維持している。年初に今年のセ・リーグは、ジャイアンツが7月後半まで独走で、ドラゴンズは5ゲーム以内で付いていければチャンスがあると予想したが、ジャイアンツは何故か4月のスタート・ダッシュに失敗し、交流戦でようやく本領発揮で強いジャイアンツとなっている。
① 何故ドラゴンズは首位にいられるのか?
ドラゴンズは、昨年同様点が取れない。何とか投手陣の頑張りでここまで来ている。現在までの62試合の得失点は、1試合平均2.8点 vs 2.5点と接戦で勝ってきている。一方ジャイアンツは、59試合の得失点は、1試合平均3.4点 vs 2.4点と非常に強いチームだ。ドラゴンズは投手陣の力で現在の地位を維持しているが、昨年に比べると、チェンがMLBに移籍し、ネルソン、ソトがまだ投げられず、吉見も故障、浅尾も2軍落ちで不安だらけのはずである。昨年の先発投手は、チェン、ネルソン、ソトで計66試合、吉見を加えると91試合で、4人の投手で全144試合の63%をカバーしていた。吉見が交流戦の最後の試合でようやく復活したが、交流戦の勝ち越しは信じ難い結果である。山内、岩田、田島、ソーサ等の若手や新戦力が予想以上に頑張っているからであるが、最大の貢献はこれらの投手の良さを十二分に引き出している谷繁だ。41歳という老骨に鞭打ち現在まで頑張っている。打撃陣は相変わらずのタイムリー欠乏症だが、少しずつ逆転も出来るようになってきた。5月に入り、ブランコが調子を上げ、ボールをあまり振らなくなった。ベテランの山崎を刺激剤にした効果が出ているようである。和田は昨年よりぐっと良くなり、チャンスでのタイムリー・ヒットが増えている。森野が回復しない。新人の高橋を刺激剤にしているようだが、なかなか効果が出ない。
② これからのペナントレースはどうなるか?
これからは間違い無くジャイアンツが絶好調でオリンピックの終了時まで飛ばしていくと予想する。その時点でドラゴンズはどの程度の差で付いていくことが出来るか?2~3ゲーム以内なら充分チャンスはある、年初の予想の5ゲーム以内でも逆転の可能性はあるはずである。鍵は谷繁の体調だろう。今週の休息で少し回復したとは思うが、疲れれば腰の持病で休養することが予想されるので、休み休みの起用になるだろう。投手陣のベテラン組みである吉見、ソトが戻り、山本昌、川上も戻りそうで、小田や福田の併用で谷繁の負担を多少とも軽減できるのではないか。
投手陣では、浅尾、田島の回復は遅れそうであり、山場の8月に戻れることを期待したい。それまではソト、山井に加え、戻ってくる川上もブルペンに回りそうだ。先発陣は、吉見、山内、岩田、中田、雄太、小笠原の6人体制で、山本昌、ネルソンが回復しだい加わることになりそう。
打撃陣は、森野が戻るかどうかがポイントとなりそう。公式戦に戻り、知っている投手が増えてくれば、もう少し積極的になれるのではと期待する。でも打ち勝つ試合は難しそうで、投手陣頼りの連続になりそう。
③ オリンピック終了後はどうなるか?
ここからは願望を含めた予想。交流戦で全員が絶好調だったジャイアンツも夏場と公式戦の連戦の影響で選手に疲れが出るはずである。特にリリーフ陣への負担は強くなる。4月の不調の要因の一つはリリーフ陣の弱さであり、夏場以降に問題再発が予想される。ドラゴンズと同様に阿部の体調、特に腰への負担が大きな鍵となるはずである。昨年は鶴岡が活躍し、阿部の穴をカバーしたが、DeNAに移籍し、現在の控え捕手は実績があまり無いことが不安になりそう。原の問題も簡単には片付かないのでは?ナベツネから見るともともとの計画であった江川へのスウィッチへの良いチャンスかも知れない。しかし、ジャイアンツの選手の個の力は非常に強いので、監督の影響はそれほど強くはならないのではないか。
夏場を過ぎると他のチームも建て直しに懸命になるはずである。スワローズ、タイガースはCS争いで懸命になり、交流戦のようにあっさり負けることはないであろう。特にドラゴンズにとっては、鬼門の神宮球場での戦いは必死になる必要がある。カープ、ベイスターズは若手の起用が増えるはずで、ジャイアンツ戦で名を上げることを狙って頑張るであろう。ジャイアンツが新人投手に弱いことも期待できるのでは?
ジャイアンツとの直接対決はまだ18試合残っている。権藤コーチは徹底したインコーナー攻めを指示するはずであり、各投手がブツけるぐらいの気迫で投げられるかどうかがポイントになる。五分五分以上の戦いをする必要がある。浅尾が夏場に戻れるかどうかで決まりそうだ。
今年は、オリンピックもあり、スポーツ観戦の夏になりそうで、大いに楽しみだ。
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