【出掛けたダイビング・ポイント(18) - 沖縄・座間味】2013/07/28 22:26

 7月16日-22日と沖縄の座間味島へ、2010年来3年振りに出掛けてきた。 当初は石垣から座間味の予定だったが、台風7号のため石垣行きを断念し、後半の座間味だけの日程になった。

 利用したダイブ・ショップは「ダイブイン浜」、1994年からの20年間で18回目の利用で全くの初心者時代からずっと御世話になっている。ダイビングを始めた頃は、夏限定で全てレンタルという横着ダイバーで、毎年超ビギナーに戻る状態で、色々迷惑を掛けたと思うが、ちゃんと中性浮力を取れるまで丁寧に教えて貰い、私のダイビング人生の原点になっている。

座間味ダイビング・マップ

 座間味でのダイビングは島に囲まれた内側の砂地と外洋に面した岩場の2タイプに大別される。台風7号の通過後のため、砂地ではやや透明度が悪く、外洋側では凄く透明度の良いポイントとイマイチのポイントがあった。砂地ではあちこちの根でキンメモドキやスカシテンジクダイ、グルクンの幼魚、各種のスズメダイと小物の群れがビッシリでのんびりしたダイビングが楽しめた。外洋側では透明度も良かったが、流れが無く、魚群もやや少なめでやや残念だった。

スカシテンジクダイ

キンメモドキ

 今回の最大のトピックスは、一番南の下曽根(シモジュネ)に行けたこと。これまで、波があったり、流れが強い等の理由で20年間一度も行ったことがなかったが、ゲストが経験者2人ということでGoサイン。行ってみると外洋のど真ん中の大きな根で、流れもかなり強い。先行していた8人ほどのゲストの他のショップの船は、ギブアップして引き返したが、我々はやや沖側からエントリーして20M近辺の根に到達。透明度がやや悪かったが、イソマグロ、ロウニンアジ、ギンガメアジ、ニジョウサバ等々をウォッチ。チョウチョウウオ・マニアにとってコクテンカタギ(しかも群れていた)を初めて見ることが出来、感激。

コクテンカタギ

 その他にも、アゴハタ(やや若い)を初めて観察。アゴにヒゲのようなものがあり中々愛嬌があった。

アゴハタ

 座間味でのもう一つの楽しみはウォーキング。島にはいくつかの展望台があり、すべて舗装した立派な道でつながっている。高いところは130M程あり、アップダウンも多く、良い運動になる。ほぼ毎日夕食後の6時半頃から約2時間で展望台を幾つか巡ることが出来る。初日は、6時半頃宿を出発し、西端の女瀬の崎展望台でサンセット(7時すぎ)を眺め、稲崎展望台、高月山展望台を巡り2時間強で戻り。

ウォーキング・マップ

2日目はチシ展望台まで往復して2時間弱。3日目は、阿真ビーチから北へ山を登り、稲崎、女瀬の崎と逆に回って2時間、4日目は軽めに高月山展望台を往復。7月中旬の日の入りは7時25分頃で、8時半頃までは充分明るいし、座間味島にはハブ等の危険動物はいないので、安全なウォーキングを楽しめる。この時間だと夕日見物の女瀬の崎展望台以外では人も車もめったに出会うことも無く、独り占めが可能だ。機会があったら是非お試しを。

 次回は9月に出掛ける予定だが、何処へ行くかまだ決めていない。ゆっくり楽しんで決めよう。