【出掛けたダイビング・ポイント(13) - インドネシア レンベ】 ― 2012/07/26 08:48
昨年7月と同様にインドネシアのレンベで潜ってきた。今回は、残念ながら、ミミック・オクトパスは探せなかったが、相変わらず変な生き物を沢山見ることが出来た。
昨年と同じで、NAD Lembeh Resortでお世話になった。Trip Advisorの”Travellers’ Choice 2012”でIndonesia全体の15位に評価されており、極めてReasonableな価格設定になっている。ここの庭で各種のチリが栽培され、食事時に試すことが出来、相当辛いものもあるようだ。チリ好きな人はチャレンジすると良い。
今回の滞在では、飛行機代を除くと、7泊8日のホテルへの支払いが$1194、チップ総額 $76、入出国費用 $35 計$1305=
104,400円 ($=80円) だった。ダイビングは19本(内ナイト2本)で、全てナイトロックスを使用した。レンベでのダイビングではナイトロックスを使用する必要性はあまり無く、且つ費用が$112と割高だったが、終わった後が非常に楽な感じで、年寄りには良いのではと思う。
一緒に潜ったゲストは、フランスからの家族4人、カルフォルニアからのカップル、マレーシアからの若手女性、ドイツ在住のインドネシア女性とスイス男性のカッブル、ドイツからの男性の先生と色々な人と会うことが出来た。マレーシアの女性は近いのでレンベだけの滞在だったが、残りのゲストは3~4週間のVacationでレンベだけでなく、ブナケン、コモド、バリ等にも滞在するとのことであった。英語力は大きな課題で、食事時等皆が話し出したら理解できないが、1対1で少しゆっくり話して貰うことで少しずつ会話に参加していた。当然ダイビングの話が多く、見たものや面白かった場所等なら結構参加できるが、政治や年金、福利厚生の話題やクジラの話になると参加するのは大変で、”I’m not sure.”の連発だった。印象深かったのは、原発に関してドイツの先生から、”日本は福島の経験を生かして、世界に完全に安全な原発を提供する義務がある。後進国ではまだ原発を必要としているはずだ。”と言われた。確かに、技術的にも経験的にもその責任があることは賛成である。
さて、レンベの海で見たもの。ウミウシ、イカ・タコ、エビ・カニ、カエルアンコウは色々なものを見ることが出来た。
変わったところでは、Bobbit Worm(ゴカイの1種)。ナイトダイブで捕食中のものを見ることができた。ガイドがサカナをエサに穴からおびき出すと、1m程出てくる。最後はサカナを捕まえて穴に引っ張り込んだ。
Muck Diving (Muckは泥のこと)では、変わった生き物を探して砂地や汚い海草をしらみつぶしにチェックしていく。宝探しみたいなもので、ほとんどはガイドが見つけてくれるが、自分で探した時は「ヤッタ!」という気分になる。色の綺麗なものは直ぐ解るが、汚いものに擬態していると全く解らない。例えば、左はウミウシかなと思って調べている(トゲアメフラシだった)が、右は何か良く解らない。生き物かどうかも解らない。
下はDecorated Crabと言われたが、足があるのは解るが全体はどうなっているか解らない。
潜って探し物をしているのも面白いが、写真を撮って後で図鑑を色々調べるのも面白い。
レンベには「へんないきもの」で紹介されたメリベウミウシ(学名Melibe Pilosa)もいるとのことで次回は是非さがしてみたい。
11月は透明度も良く、7月と違うものが見られるとのことなので、次回は11月にしよう。
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