【その他雑感(11)-オリンピック終了後のドラゴンズはどうなるか?】2012/08/17 14:31

大いに楽しませて貰ったオリンピックも終了、終わってみるとアッという間だった。 

さて、オリンピック終了後のドラゴンズはどうなるか? 16日までのジャイアンツとの直接対決をなんとか2勝1敗で勝ち越して4.5ゲーム差。 交流戦終了時にはオリンピック終了時で5ゲーム以内なら逆転の可能性ありと予想したが、ほぼその限界に近い。ジャイアンツは予想通りに強い。

 残り試合はドラゴンズが41試合、ジャイアンツが42試合。今の調子でジャイアンツが2勝1敗のペースを保ち28勝14敗でいくとドラゴンズは32勝9敗という凄いハイペースの必要がある。オールスター終了後の両チームは12勝5敗2分と全くの互角。ドラゴンズは東京地区の6試合を4勝1敗1分と内弁慶を克服したと思ったのに、甲府・松本でベイスターズに実に痛い連敗。追い上げムードに水をさしてしまった。

 今年のジャイアンツは確かに強い。死角が見当たらない。得点数がトップなのは今まで通りだが、防御率がダントツの1位、盗塁数までが1位と走攻守に見事なバランスである。従来の全員4番バッターの打線から小技の効く選手も組み合わされた息の抜けない打線に変った。投手陣は杉内、ホールトンの補強で磐石のローテーションになっている。

 方やドラゴンズは、相変わらず点が取れない。ブランコの骨折以降ホームラン・バッターが少ない。投手陣も浅尾,岩瀬、ネルソン、ソトが2軍落ちの状態で不安の方が強い。それでも首位争いを続けているのは谷繁のリードに尽きる。今年の谷繁は凄く元気である。例年だと前半戦の後半に故障で長期離脱することがあったが、今年は無いし、打撃も好調である。ジャイアンツを追うためには谷繁の存在は必須である。同様にジャイアンツも阿部の体調が課題になりそうである。今年の原采配は戦力に余裕があるためか、適当に選手を休ませており、これまでは無理をしていない。ドラゴンズの追い上げが弱ければ、このまま余裕の采配で逃げ切りに成功しそうである。2軍落ちの4人の投手とブランコがいつ復帰できるのか? 8月末からのジャイアンツ/スワローズとのアウェイ6連戦が大きな鍵になると思われる。

 谷繁の後半の頑張りを期待する!




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