【出掛けたダイビング・ポイント(21) - ラジャアンパット (インドネシア)】2014/04/20 20:35

3月中旬にインドネシアのラジャアンパットに出掛けたのだが、ブログの更新は大幅に遅れ。1ヶ月後にようやくのアップとなった。 クルーズ・ボートの冷房で途中からノドが腫れ38度越えの熱、同席した可愛い女性から解熱剤やマスクを貰い(改めて感謝です)、5日目からダイビングもスキップし、養生したのだが回復せず。帰国後、医者へ。翌週研修の仕事で喋らないとまずいので早く直したいと頼んだら、家で大人しくし、寝るときはマスク着用の指示。翌週なんとか声も出るようになり、ギリギリで研修も完了。その後も珍しく研修が続いたため、ブログ更新もそのままになっていた。

さて、ラジャアンパットは今回が2回目。先ずは場所の紹介。

ラジャアンパット 地図

前回出かけたレンベや良く出掛けるパプア・ニューギニアとそれほど離れていないのに遠い。家を3/15の8時頃出たのに、クルーズ・ボートへ乗船したのが、3/16の10時頃で26時間掛かった。その内の11時間はジャカルタ空港での待機。国内線への乗り継ぎの場合はこうなることが多い。我慢するだけでは凌げないので、時間つぶしの準備は大事になる。私の場合は、本を何冊か持ち、PCに映画を入れ、25x25の数独を持っていくようにしている。最近出掛けたトコではこんな具合だった(もちろん乗る便の発着時間しだいだが)。 (時差)

-インドネシア ラジャアンパット : 到着までの時間 26時間+(0)、 ジャカルタ空港待機 11時間

-インドネシア レンベ : 到着までの時間 19時間+(2)、 シンガポール空港待機 3時間 

-インドネシア ロンボク : 到着までの時間 19時間+(2)、 シンガポール空港待機 4時間

-パプア・ニューギニア(ケビアン): 到着までの時間 19時間+(-1)、 ポートモレスビー空港待機 4時間

-モルディブ : 到着までの時間 17時間+(4)、 シンガポール空港待機 3時間

 ラジャアンパットは深層からの湧昇流の影響でプランクトンが豊富で、魚の種類が多く、魚影が濃いことで評判であり、世界中のダイバーのあこがれの場所になっている。今回は、帆船型のクルーズ・ボートに乗船した。ゲストはほぼ満席の男女7人ずつの14人。年齢層も30~70代にうまくバラつき、平均年齢は多分50半ば。

 ラジャアンパットと言えば、魚影の濃いことだが、もともとプランクトン豊富なので透明度はそれほど良くないが、今回は雨の影響で更に良くなく、写真は不作。おまけに後半の2日は潜れずで光の

シャワーや歩くサメはチャンス無しだった。 先ず魚影。

群れ1

群れ2

 マンタ・ポイントも2回潜ったが、2本目は潜っている間、常時数枚がクリーニング中でたっぷりと楽しんだ。

1枚目はクリーニングで気分も緩んでいる状態、2枚目はダイバーを意識してやや緊張状態(頭の先のヒレが丸まっている)。

マンタ1

マンタ2

 もちろんブラック・マンタも何回も現れた。どこから現れるか解らないし、流れもあったので、カメラ派は右往左往の状態だった。

マンタ3

 お目当てのウォビゴン(日本名はオオセ、英語名はカーペット・シャーク)。口のまわりに小枝のようなヒゲ、危険は全く無く、ほとんど動かない。ガイドが両手で挟んで動かしてもじっとしたまま。

ウォビゴン

 マクロもあり。これはクモガニの一種と思うが、3~4cm。下側の写真では、どう考えても足の数が多すぎる。写真を撮った時は解らなかったが、穴の中にもう一匹いてデートに来たのかも。

クモガニ1

クモガニ2

 途中4日目に早朝5時出発で近くの島により、ゴクラクチョウ見物。以前来た時には、遠目で写真はチャンスも無かったので、今回はカメラを持って行かなかったら、良く観察できた。カメラ持参派は、結構良い写真を撮っていた。何事もサボッては駄目なようだ!

 前回の水漏れで買いなおしたカメラの初使用なので、カメラ・チェックには気を使ったが、その分写真撮影はいい加減だったのかも知れないが、気に入った写真は撮れなかった。ストロボの焦点が合っていなかったり、白とびしていたり、フォーカスがあまくて拡大してみるとピンボケ等々。真剣さが足りないということか!?

 次回は6月中旬にフィリピンのアニラオに行くことにした。もっと真剣に写真を撮るようにしよう。もちろん風邪に気をつけて。